■セカンドオピニョン(「セカンドオピニオン」という表記の方が一般的)とは
主治医以外の別の医療関係者または、それに順ずる人の意見を求めること。
こんな言い方があるかどうかは分かりませんが、考え方としては、主治医の意見が「ファーストオピニョン」で、それに対して「セカンドオピニョン」は、「次の別の意見」ということになります。
■セカンドオピニョンを依頼するときの注意点
・同一病院内でのセカンドオピニョンは避ける。
同じプロトコルを使用しているために、主治医と意見が同一であることが多い。
・同一系列の大学関連病院は避ける。
主治医と意見が同一であることが多い。
・主治医とは、利害関係の無い医師に依頼する。
この場合でも、セカンドオピニョンを行おうとすれば、主治医が管理している患者情報(血液検査のデータ、CTやMRIの映像など)を病院から貸し出して貰わなければなりません。 主治医との信頼関係を壊さずに、お願いすることが肝要です。
■セカンドオピニョンを受けるときの心構え
・意に沿わない意見でも、最後までよく聞く。
・感情的にならない。
・不明な専門用語は、その場で訊く。
・何が主治医の意見と違うかを、よく吟味する。
■患者情報の貸し出しに際して
・受診している病院から、カルテやCTフィルム、骨シンチフィルムなどを貸し出して貰えます。 1週間とか2週間の約束で外へ持ち出せるので、その間に出来るだけ多くの方にセカンドオピニョンを依頼しましょう。
■欄外
患者情報の貸し出しに際して、すべての情報をコピーして手元に置くようにしましょう。
カルテは、事務コピー機で簡単に複製ができます。
CTフィルムなどは、デジタルカメラや銀板カメラで複写して置くとよいでしょう。
後日、相談したいときに、貸し出しを病院に依頼する必要がありません。
余り頻繁に「俺の情報だから、借り出して当然だ」という態度でいると、主治医との信頼関係が構築できません。
■このコラムに寄せての所感
がんであること。 家族の中でがん患者を抱えていることを他の人に話そうとしない傾向があります。
多くの方が、身内だけに留めたいようです。
しかし、積極的に人に伝えるほうが、より多くの選択肢を持つことが出来ます。 多くの選択肢から最良のものを選択できる可能性も拡がるというものです。 「新聞に全面広告を載せろ」と、そんな極端なことは申しません。 話してもよいと思われる方に話してみてはいががでしょう。 話すことで、自分自身も少しは気がまぎれますし、その中から、新たな情報が得られる可能性が拡がります。
家族としい立場で一人で想い悩み、強烈なストレスで、ご自身も、がんになったという方もいらっしゃいます。
想い悩まず、信頼できる方に聞いてもらっては、いかがでしょう。
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